地域研修・大学生国際会議

2023年新潟研修

11月4日・5日の2日間、地域研修として新潟県の南魚沼市と十日町市を訪れた。1日目は「企業」として農業と向き合う小澤農場の皆さんのお話を伺い、米どころ南魚沼の産業・酒造りも観光しながら自然を堪能した。夜は地域おこし協力隊の大学生、地元の高校生の方とご飯を一緒に作り、食べて交流した。2日目は十日町市にて観光農園を訪れた他、「大地の芸術祭」を楽しんだ。素晴らしい自然と食、そして芸術を堪能しつつ、今年のPJテーマである農業について学びを深めることができた。 詳細

2023年群馬研修

6月17日・18日の2日間、群馬県にて地域研修を行い、同地域の歴史や産業について学習した。1日目はぐんま国際アカデミーにて、現地の高校生とともに、「DX時代に求められる人物像」というテーマでフォーラムを開催し、KIP社会人会員の北野氏の講演と、高校生たちとDX時代に必要なスキルについての討論を行った。また同日には日本100名城の一つである金山城も散策した。2日目には、みどり市に移動し、醤油工場を見学したほか、甘楽町の風情ある街並みの散策やこんにゃくパークの訪問、富岡市にある世界遺産の富岡製糸場の見学を通して、群馬の歴史や産業について学びを深めた。 詳細

2022年山形研修

5月3日から5日までの3日間、2022年度の地域研修として山形県天童市と酒田市を訪れた。1日目は、天童フルーツを若者にギフトとして広げる施策を提案した。その後、出羽桜酒造社長の講演で日本酒に隠された日本らしさを学び、酒蔵も見学した。2日目は、出羽桜美術館や羽黒山五重塔を散策した後、酒田市の北前船の歴史を学んだ。また、食のサステイナビリティから見た酒田の魅力と課題をテーマにプレゼンをし、食のエキスパートや酒田市内の高校生と意見交換を行った。3日目は、山居倉庫、本間家旧本邸、本間美術館など酒田市内の歴史的名所を訪れ、相馬楼にて舞妓をどりを鑑賞し、酒田市の歴史と文化に触れることができた。  詳細

2021年釧路研修

9月中旬の3日間、北海道釧路市街地・阿寒湖方面に、KIP学生・社会人会員14名で訪れました。現地では、釧路市の経済活性を目指すアイディアを競うアイディアコンペティションを開催しました。また釧路市の高校生や大学生、観光業・林業・水産業・炭鉱業の関係者とインタビューや討論会を行い、地域の現状や課題について学ぶことができました。COVID-19の状況の先行きが見えない中、4ヶ月ほどかけて着実に準備を行い、無事釧路研修を終えることができました。現地では、食事以外の活動時の常時マスクの着用、適宜消毒の実施を行いました。さらに研修2週間前からの検温、参加者の不要不急の外出自粛、PCR検査の実施と陰性の証明(14名全員が陰性)、ワクチン接種の奨励など感染症対策を徹底しました。 詳細

2020年高知研修

11月中旬の3日間、高知県高知市、須崎市、愛媛県松山市、そして四国カルストに、今年度KIPプロジェクトメンバー15名中8名で訪れました。現地では、漁業従事者、自主防災組織の方、ジャーナリスト、大学生とインタビューや討論を行い、地方創生や第一次産業に触れるだけでなく、南海トラフ地震が起こると言われている地域に住む人の取り組みや思いに触れ、プロジェクトの大きな成果となる研修となりました。COVID-19の状況の先行きが見えない中、3ヶ月ほどかけて着実に準備を行い、無事高知研修を終えることができました。 現地では、食事以外の活動時の常時マスクの着用、適宜消毒の実施を行い、そして研修2週間前から、毎朝検温、研修1週間前から参加者の自粛を行うなど、感染症対策を徹底しました。 詳細

2019 第四回大学生国際会議in三重(UNICOM)

11/2~11/4の3日間にわたり大学生国際会議in三重(UNICOM2019)が三重県庁とKIPの共催で行われました。今年度の研修では、「海洋汚染と食」をテーマに、約50名の学生が志摩市に集い、地元交流会、討論、アマモ場再生体験、伊勢海老刺網漁視察等を行いました。地元交流会では実際に伊勢海老漁や、カキ養殖業に携わっている方々と意見交換をし、その中でのお話を踏まえて熱い討論が繰り広げられました。アマモ場再生体験では、学生たちがアマモを海中で育てる過程に参加し、より理解を深めることができました。 詳細

2018 第三回大学生国際会議in三重(UNICOM)

11/23-11/25の3日間にわたり大学生国際会議in三重(UNICOM2018)が三重県庁とKIPの共催で行われました。今回は、林業をテーマに三重県内・県外大学生・留学生合わせて約60名の大学生が三重県の紀北町に集い、魚まち探索・林業視察・熊野古道保全体験などの体験と二度にわたる討議を行いました。 詳細

2017 第二回大学生国際会議in三重(UNICOM)

2017年11月3日〜5日の3日間に渡り、昨年に引き続き三重県庁とKIPとの共催により2017 第二回大学生国際会議in三重(UNICOM)が行なわれました。今回は三重県の答志島を舞台に、KIP会員と現地学生合わせて約70名の、様々なバックグラウンドを持つ学生が集いました。研修では「~若者と環境規制~大学内におけるペットボトル販売を禁止すべきか」をグローバルテーマ、「海女漁の継承と発展について若者としてできること」をローカルテーマに、視察を通して現地の問題への知見を深め、討論会を行い自分たち大学生に何ができるかのを考えることができました。 詳細

2017大学生国際会議in山口(JUNICON)

5月3日~5月6日の4日間に渡り、山口県庁とKIPとの共催により2017大学生国際会議in山口(JUNICON, Japan University regional Conference in Yamaguchi)が行なわれました。明治維新胎動の地である山口県萩市に、留学生を含め日本に住む全国の学生約70名が集いました。研修では山口県、および日本、世界が現在抱える課題に対してグローバル、ローカル双方の観点から行う討論会、松下村塾、明倫学舎を訪れ歴史を学ぶ市内視察、伝統工芸の萩焼や林業など萩市およびその周辺地域の地場産業の体験などを行いました。詳細

2016年南魚沼研修

10月1日、2日の2日間、新潟県の南魚沼市に、KIP学生会員13人とアラムナイ(社会人メンバー)1人で訪れました。地元の方や国際大学の学生を交えた討論会をはじめ、農家の方に教えていただきながらの稲刈り・はざかけ体験など大自然の中での活動は、農業について深く考えるきっかけとなりました。南魚沼での研修は今回で3回目となります。今回の討論会では、具体的なまちづくりアイディアを、参加者同士が様々な意見を出し合い、考えることができました。詳細

2016 大学生国際会議in三重

8月31日〜9月3日の4日間に渡り、KIP10周年記念キックオフイベントとして三重県庁とKIPとの共催により2016大学生国際会議in三重(UNICOM)が行なわれました。ポストサミット最大のイベントとして2016年5月におけるG7サミットの開催地である三重県伊勢市に、留学生を含め日本に住む全国の学生76名が集いました。三重県の抱える課題に対してグローバル、ローカル双方の観点からの討論会、南伊勢町での地場産業体験や伊勢市内視察を行いました。詳細

2016年秋田研修

5月20, 21, 22日の3日間、秋田県の仙北市やその周辺地区をKIPメンバー13名、およびNakatani RIES Fellowshipの学生(アメリカからの理系留学生)14名で訪れました。「農業」「観光」をテーマに、様々な立場からの意見を得ながら2度の討論会を実施しました。詳細

2015年南魚沼研修

10月3日、4日の2日間、新潟県の南魚沼市に、KIP学生会員11人とアラムナイ(社会人メンバー)2人で訪れました。地元の方や国際大学の学生を交えた討論会をはじめ、農家の方に教えていただきながらの稲刈り・はざかけ体験など大自然の中での活動は、農業について深く考えるきっかけとなりました。詳細

2015年室蘭研修

9月2日、3日、4日の3日間、北海道の室蘭市とその周辺地域をKIP現役メンバー9人で訪れました。室蘭では新日鉄住金室蘭製鐵所の見学の他に夜景観光をしたり、市役所や現地の高校で観光産業についてディスカッションを行ないました。また隣の町の白老町ではアイヌ博物館でアイヌの伝承者の方々と交流をしたり、登別では自然散策で地獄谷を訪ねたり足湯に浸かるなど、多種多様な活動を行ないました。詳細

2015年長野研修

5月22日、23日、24日の3日間、長野県の上田市と青木村をKIP現役メンバー15人、アラムナイ(社会人メンバー)3人、Nano Japan(アメリカからの留学生)14人で訪れました。上田市は長野県の中核都市であり、上田城で有名です。また、青木村は山林に囲まれた自然豊かで、また古くからの歴史のある村です。農業の現状・問題点についてお話を伺って話し合うだけでなく、英語での討論や田植え・そば打ち体験等、様々なアクティビティを行い、とても実りの多い研修となりました。詳細

※2015年3月までは、年間を通して一つのテーマを設定し、地域研修と海外研修を通じてそのテーマに沿った研究を行なう「プロジェクト」をという形をとっておりました。なお、プロジェクトの年度表記は海外研修が行なわれた年となっております。

Project2015「地域研修から学ぶ地域の現状と課題」

日本は都市一極集中による人口減少や少子高齢化に伴う労働力不足などを受け、地域活性化が叫ばれています。この問題に取り組むため、本プロジェクトでは地域研修を通じて日本の各地を訪れ、現地に住む方々との交流や現地の視察を行い地域の現状と課題を学び、学生としての地域活性化を考えて提言することを目的に活動を行っています。地域研修を通じて得られた地域活性化に対する課題に関し、アメリカ研修を通じて国際的な視野で現地の学生と討論を行い、その解決策を考えます。3月に成果報告としてシンポジウムの開催、刊行物の発行を行う予定です。詳細

【主な活動内容】

  • 学生1000人に対するアンケート
  • 学生の地域への移動を促進するため、交通に関する研究
  • 宮崎県五ヶ瀬、宮城県南三陸、新潟県南魚沼、岐阜県中津川を訪問する地域研修
  • 訪問先地域の抱える地域活性化に関する問題について現地学生、産業従事者の方と討論会、座談会
  • アメリカ研修の実施。地域活性化に対するトピック「移民」「高速鉄道」に関する学生討論、現地企業でのインタビュー
  • シンポジウムおよび刊行物による成果報告

Project2014「グローカリゼーション:ボーダレス社会における地域と学生の行方」

グローバル化が声高に叫ばれる一方で、国内の各地域について考える機会が学生間で少ないという問題意識の下、これまで見聞きしなかった日本の地域や地方の現状を知り、そこで生活する学生たちや同世代の人たちと討論し考えることを目的にプロジェクト活動を行いました。同時に、メンバーひとりひとりが故郷について考え直し、次世代の育成や地域の活性化に少しでも貢献する機会の創出を目指しました。

【主な活動内容】

  • 宮城、岐阜、宮崎の国内3箇所を訪れての地域研修
  • 実施地域にかかわる一般社会問題の討論会(大学生)、座談会(高校生)
  • 現地学生による地域ガイドツアー:「僕らの見せたい僕らの町」
  • 地域学生を含むメンバーでアメリカ研修を施行。ふるさと意識や地方格差に関する学生討論、日系企業を訪れてのインタビューを行う
    参加者の声
  • シンポジウムおよび刊行物による成果報告

Project2013「学生による『グローバル人材育成』の実体調査と実体研究」

数年来「グローバル人材」との言葉が世間を賑わせ、その育成がスローガンとして掲げられています。にもかかわらず、明確な人材育成ビジョンが得られていないのは、この「グローバル人材」についての定義が曖昧で、大学・企業・学生が異なる認識をしていることが根本にあるのではないでしょうか。本プロジェクトはこのような素朴な疑問に基づき「大学が育成したいグローバル人材」、「企業が求めるグローバル人材」、「学生がなりたいグローバル人材」間のギャップを探し出し、ベストだと考えられる『グローバル人材育成』システムを学生の立場から提言しました。また3月には成果報告としてシンポジウムを開催し、刊行物を発表しました。

【主な活動内容】

  • 1000人の学生へのアンケート
  • 様々な業界の企業へのインタビュー (リベラルアーツ大学を含む)
  • 日本・香港・アメリカでメジャーな大学へのインタビュー
  • 香港・アメリカの大学や企業を訪問、留学・就活等幅広くグローバル人材についてインタビュー
  • 海外学生と高等教育・就職問題に関してディスカッション・意識調査
  • 香港でのホームステイ / アメリカの学生寮宿泊

Project2011「大学生による国際化教育のあり方」

最近の日本人学生は内向きになっていると言われています。 確かに、日本から海外に行く留学生の人数は減少傾向にありますが、私達の周りの学生を見てみると、 必ずしも海外に出ることを拒絶しているようにも見えません。留学生減少の原因は「学生の意識」だけの問題なのでしょうか。 その他にも留学を妨げる外部要因は多々あるのではないでしょうか。 また、もし「学生の意識」にも問題があるとしたら、そもそも当事者である私達学生はどのような意識を持つ傾向にあるのでしょうか。 そのような問題意識を背景に、当プロジェクトでは、「国際化教育」のあるべき姿と、それにまつわる本質的課題、具体的なアクションの提案まで行いました。詳細

【主な活動内容】

  • 1000人の学生へのアンケート
  • 様々な業界の企業へのインタビュー (リベラルアーツ大学を含む)
  • 日本・香港・アメリカでメジャーな大学へのインタビュー
  • 刊行物『大学生による「国際化教育のあり方」に関する研究』作成
  • 第2回シンポジウムでの報告
  • 首相官邸への提言