社会人会員の声
KIPの最大の魅力は、参加する会員の思考が深く、意見を発信する意欲にあふれていることだと思います。
多種多様なテーマについて、どのような相手に対しても、皆が自分の意見をしっかりと持っており、社会人になった後も参加するたびにアウトプットだけではなく、多くの気づきや新たな視点の発見がある稀有な場です。
多種多様なバックグラウンドを持った人たちが、様々な意見を歓迎する雰囲気の中で議論できる場は社会人にとっては本当に貴重な機会で、参加するたびに自分の成長につながっていると思います。
(東京大学大学院卒 田口遼)
東日本大震災直後の混乱の中、学部生ながら何かしたいという気持ちでKIPの海外研修プロジェクトに参加しました。
準備段階から過密なスケジュールについていくので精一杯でしたが、参加者全員が何かしらの役割を全うし、互いに補い合いながら、自らの小ささと世の中の広さを知るという経験は唯一無二のものでした。
正直、参加動機は結構えいやっと背伸びした感じもありましたが、自身の経験から、引き入れた後進の人たちにはなるべく参加するように伝えてきました。興味があれば是非チャレンジして下さい。
(オーストラリア国立大学博士課程在籍中 大﨑祐馬)
KIPにおける、最も重要な自分自身の変化は、利己的行動から利他的行動を取ることができるようになったことだと思います。
入会当初は、自分のことを中心にした生き方が当たり前になっていたため、チームでアメリカ研修を企画運営することは、私にとって非常に困難な経験でした。しかし、その困難を乗り越えることで、他者への思いやりの大切さや、互いに協力しながら物事を進めていく方法を学ぶことができました。
その学びは社会人になっても活き、プロジェクトチームへの貢献に繋がっています。
(慶應義塾大学経済学部卒 星歩)
私はもともと政治や日中関係に強い興味関心がありました。しかし、KIPで環境問題や経済、メディアなど様々なトピックを扱ってきたことで、 スピーカーや学生に刺激されて自分の世界が一気に広がりました。
どんなトピックに対しても、「自分の意見」を持つことの必要性を実感しています。
(東京大学法学部卒 玉川絵里)
KIPには、文系理系という垣根を超えて、常に様々なトピックをインプットし、そして同時にアウトプットする機会があります。
毎回新たな知識と出会い、学生・社会人をはじめとするメンバーとの議論による新たな知見を得られるため、とても楽しく学ぶことができ、鍛えられる場です。
同時に、「知日派国際人育成」というKIPの理念も大変私に影響を与えており、アメリカで勉強をしている現在でも、日本を強く意識し、日本人である自覚を持ちながら留学をしています。
(東京大学工学部卒 高田修太)
現代のような便利で受け身になりやすい社会で「約束を守る」、「時間を守る」、「すぐに反応する」、など、コミュニケーションの基礎を強く意識し身につけられたことは、社会に出て「信頼」を得るための貴重な訓練となりました。 拒否よりも許容。KIPを通して、場や相手に流されず、どんな話題でも「拒否」せずに「許容」し、積極的に自己表現できる力を身に着けることができました。学生時代にKIPに飛び込めたこと、社会人になってからもその力を発揮でき、また継続して仲間と切磋琢磨できることは 今の自分の大きな財産となっています。
(一橋大学大学院公共政策卒 居鶴有未恵)
私が考えるKIPの良さは大きく二つ。
KIPフォーラムでは、自分の興味を持った問題を討議するだけでなく、 様々な分野でご活躍の方々から未知の知識や新たな価値観を吸収できることができる。
更に、同世代の高い志を持つ参加者とディスカッションを行う中で、 「自分の意見とその理由は何か」を意識しながら思考の試行錯誤を繰り返す“クセ”を身につける事ができる事だ。 思うにこれらは将来グローバルに活躍するために不可欠な経験であろう。
(早稲田大学法学部卒 松尾恵輔)