2021年KIP地域研修報告【釧路研修】

釧路研修は、研修前の2ヶ月で準備した3チーム対抗によるアイディアコンペティションで幕を開けました。釧路経済の活性化を目指し、各チームが選択した産業と絡めながら釧路に人を呼び込むアイディアをねりました。釧路市長や市職員の方々からアイディアに対するご講評もいただき、事業立案における持続性の視点を考慮することの重要性をご教示いただきました。さらに地元大学・高校生との学生討論会を行い、彼らの地元・釧路に対する熱い思いをお聞きすることができました。地元に残り、釧路の進化を支えていきたいという高校生の強い意志が印象的でした。2日目は観光業、水産業、林業の産業関係者に対するインタビューを行いました。COVID-19の影響もあり、釧路市では主に道内の人々に地元の魅力を知ってもらうべく様々な施策に取り組もうとしています。釧路の誇る魅力を住民に伝えるには、どのような方法で何を介して伝えるのが効果的か、今後の大きなポイントとなりそうです。また午後には釧路コールマイン株式会社を訪れ、これまでの取り組みや今後の事業展開について詳細にご説明いただきました。また海底炭鉱に通じる炭鉱列車も見学させていただき、参加者一同とても印象に残る経験となりました。3日目は阿寒湖周辺や釧路湿原の散策で雄大な自然を感じる1日となりました。道中幸いにも野生の丹頂鶴の親子とも遭遇し、悠々と飛び立つ丹頂鶴の美しさに見惚れていました。

【研修スケジュール】

9月17日(金)地域興しアイディアコンペティション、現地大学生・高校生との討論会
9月18日(土)産業関係者インタビュー、釧路コールマイン株式会社見学
9月19日(日)阿寒湖周辺散策、アイヌコタン、釧路湿原見学

【地域興しアイディアコンペティション】

釧路市の地域興しを実現するため、参加者14名が3つのチームに別れて事業アイディアを競うコンペティションを行ないました。釧路市長や釧路市職員の方々から各アイディアへのフィードバックもいただき、釧路について深く学ぶことができました。
Aチーム:「エコビレッジによるSDGs先進都市としての釧路のブランド構築」
Bチーム:「謎解きとアートで巡る釧路」(優勝)
Cチーム:「自宅で楽しむ釧路-釧路の食と自然を遠隔で提供するサービス展開の提案-」

Bチーム発表
Cチーム発表

【学生討論会】

釧路市に住む大学生・高校生合わせて10名の方々と共に学生討論会を行いました。
討論テーマ「釧路経済の活性化を促すため釧路市が注力すべきは第一次産業、第二次産業、第三次産業のどれか」について、東京を中心として活動するKIPメンバーと地域学生の考えのぶつかり合いで、非常に興味深い議論となりました。

釧路の大学生、高校生、市職員の方々を交えて

フロアディスカッション・意見を論じる地元高校生

【産業関係者へのインタビュー】

釧路市の林業・水産業・観光業の方々へ地域の課題や魅力についてお話を聞く、インタビューを行いました。3つの業界とも釧路のブランドを構築すべく様々な取り組みを行なっていることがわかりました。

インタビューの様子

【釧路炭鉱業見学】

釧路で炭鉱業を営む釧路コールマイン株式会社を訪れ、炭鉱の歴史や同社の事業についてお話いただきました。さらに、海底炭鉱に労働者が移動するための炭鉱列車も見学させていただきました。

海底炭鉱へと続く炭鉱列車

【阿寒湖】

カルデラ地形に形成された阿寒湖は球体マリモの生息地としても有名です。
周辺にはアイヌ語で「ボッケ」と言われる泥火山も存在し、火山活動が行われていることがわかります。
この日は天気もよく、空気が澄んでいて気持ちのいい朝の散策ができました。

阿寒湖看板と背景に広がる阿寒湖

【阿寒湖アイヌコタン】

阿寒湖アイヌコタンではアイヌの歴史やアイヌの伝統的な道具などについてご説明いただきました。また、お店ではアイヌの伝統的な文様を施した手ぬぐいやアクセサリーなどが販売されており、メンバーは各々お土産を購入していました。

※写真撮影時のみマスクを外し、マスクを外した際会話は自粛しています。

【釧路湿原国立公園】

釧路湿原国立公園では湿原内を散策できる歩道が用意されており、自然と触れ合うことができます。今回の訪問では3つのチームに分かれ、湿原の魅力を伝える動画作成にもちゃんレンジしました。そのような活動を通して、メンバー間の仲が深まりました。

釧路湿原散策の様子

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