2014.4.24 KIP Forum 「プロジェクトマネジメント力」
小長井聡氏 ボストンコンサルティンググループ プリンシパル
4月フォーラム開催。今回はボストンコンサルティンググループのプリンシパルでおられる小長井聡氏をお迎えしました。ご自身の経験をもとに、「プロジェクトマネジメント力」というテーマを中心にお話ししていただきました。
プロジェクトを行っていくときの手順である、ワーククプランを作ってそれを検証し、その後アウトプットを作って結果を出す、という流れのそれぞれがどのように重要であり、どのようなことに注意して行うべきかということを教えていただけました。仮説をしっかりとたてることが出来ればほぼプロジェクトはうまくいくそうで、プロジェクトの肝となる仮説をいかに良く、効率的につくるかということの重要性を強調されていました。論点の漏れがないように、そしてだぶることもないように整理していくことですべての可能性を試すわけでもなくランダムに仮説をたててしまうわけでもなく、仮説をたてる。そうすることによって、もしその仮説を検証してみた結果間違っていてもよりよく次の仮説をたてることが出来る、とおっしゃっていました。
プロジェクトを実際に行っているメンバーもいるので今回のテーマはとても実践的な情報を得られました。仮説をたてるということだけではなく多くのことにおいて、表面に出てくる問題に惑わされることなくしっかり真の問題を見極めることが重要か、ということを感じました。そしてこれは一朝一夕で身につくものではなく常に普段の生活で意識をするなどして経験を積むことによって得られる物であり、常にチャレンジする気持ちを忘れないことの重要さを感じました。(長谷川駿)