2014.10.18 KIP Forum 「英国勤務から日本社会のあり方を考える」
外務省大臣官房人事課長 四方敬之氏

「いかに競争力のある人材を育てていくか」という四方様の御言葉が印象に残っています。政治、金融、文化の中心としての機能を持つロンドンは、ブランド能力を生かしながら、街としての競争力を保っています。一方、日本でも、近年、英語教育の拡充など、徐々に外に開けた動きが見られるようになりました。今後、更にグローバルなルールメイキング、コミュニケーションに主体的に関与していくためには、競争力のある人材を目指し、また育成していくことが必要不可欠です。アジア太平洋地域、そして国際社会においてプレゼンスを発揮できるよう、「高い技術を持つ日本」として、中身だけでなく、語学をも自由自在に使いこなし、外見を整えていく大切さを学びました。

また講演後、日本からの対外発信能力を強化するための方途、手段についてディスカッションをしました。私のグループでは、対外発信の主体として、「個人」に着目しました。メディア、政府、企業というと比較的大きな組織の持つ影響力が大きい一方で、個人も立派な国の情報発信の主体だと考えます。日本の文化や習慣を支えているのは、1人ひとりの日本人です。私たちにもそうした意識を持っていくこと、そして日本全体でレベルアップを図っていくことが今の私たちが向き合うべき課題だと思います。(佐野 裕美江)

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