2012.12.14 開催「若き実業家新浪剛史の見る日本と世界」
新浪剛史氏 株式会社ローソン代表取締役社長CEO
12月フォーラム開催。(株)ローソン社長の新浪剛史様に、「若き実業家新浪剛史の見る日本と世界」をタイトルとして、ご自身の経歴や日本経済の展望、さらには大学教育の在り方などについてお話しいただきました。
今回は講義ではなく、新浪様に流れに任せて語っていただき、その後KIPのメンバーが質問をさせていただくという形を取りました。テーブル上のお料理やお飲み物を囲みながら質問させていただいたため、打ち解けた雰囲気のフォーラムとなったように思います。
特に印象に残っているのは環太平洋経済連携協定(TPP)に関してのご発言です。経済同友会副代表幹事も務めておられる新浪様らしい見方だと思いました。
また、いわゆる「リベラルアーツ」についてのお考えも語っていただきました。新浪様は歴史を学ぶことを引き合いに出して、リベラルアーツを学ぶことで発想力が豊かになるとおっしゃいました。リベラルアーツは必ずしも実用的では無いので、残念ながら大学では軽視される傾向にあるように思います。しかし、実業家として著名な新浪様がこのようにお考えになっていることは意外であり、印象に残りました。(飯田圭祐)