JACK卒業生の声
※学年は執筆当時のものとなっております。
高校生のうちにやっておいた方が良いことって何だろうか。私なら「視野を広げておく」と答えるだろう。学校の勉強や課外活動で忙しい日々の中で、自分の将来を考える機会は実は少ないように思える。大学に入ると、自分の進路を軌道修正することは難しくなるし、専門以外の知識を手に入れるのも大変になる。なので、自分の将来のために、高校生のうちに視野をまず広げてみる、というのは理に適っていると思う。私自身もJACK入会前は、学校の勉強だけで自分の興味を探究できなかった。しかし、JACKでは、世界や日本の様々な諸問題を知り、討論を通して自分との繋がりを見出すことができた。また、他の高校生会員や大学生・社会人と交流できるのもとても魅力的だった。私は今、アメリカの大学で学んでいるが、JACKを通して身に付けた議論する力や批判的思考は大いに役に立っている。大袈裟かもしれないが、JACKでの経験が実際に世界レベルで活きるのだ。JACKでの活動はきっとあなたの視野を広げてくれるだろう。
(奥秋秀太 米国Pitzer College 2年)
KIPには多様な興味分野を持つ会員がいることを知り、私は「討論を通して、複数の視点を学びたい、自分の力を試したい」と考え高校3年生の時にJACKへ入会しました。フォーラムに向けて調べ・、考え、実際に討論する中で私は、世の中がとても複雑であることを知り「一人では考えきれない、だからこそ人と討論するのは面白い」と感じるようになりました。オンラインでも参加できるJACKは、周りに課外活動が少ない地域に住む私のような学生には大変ありがたかったです。大学の総合型選抜の際、面接官にもJACKの活動は高く評価され、大学の授業でも議論を進めるうえで大変良い経験になっています。高校生の段階で議論する力を身に着けている学生は、少数精鋭になれます。皆さんもその一人になってみませんか。
(阿彦鼓太郎 東北大学工学部電気情報物理工学科 2年)
JACKでは、普段関わる機会の少ない社会人をはじめ、大学生、院生、リタイアされた方等、幅広い方々と意見を交わすことができました。学校の友人とは話しにくい社会情勢や経済問題等について新たな知識とともに考えを発言に、そしてフォーラム後のレポートとして文字に表すことができます。JACKでの経験によって何事も自分事として意見を持つように習慣づいたように思います。大学の授業でもグループディスカッションやレポートは日々求められるスキルであり、その様なスキルを高校生の内から身に着けることができるようになったのもJACKでの経験の強みだと思います。ぜひJACKへの参加を心待ちにしております。
(髙濵優花 上智大学経済学部経済学科 2年)
JACK(中高生)会員の声
※学年は執筆当時のものとなっております。
フォーラムでは与えられた仕事だけではなく、自ら積極的に動いている講師が多く、私も先生たちのような人間になりたいなと思いました。そして、国際系分野以外の研究などにはあまり触れたことがなかったので、毎回新鮮な気持ちで聞いていました。
(東京都・高校3年生)
世界のことや日本のこと、地域のことですら、私はほんの一部しか知らなかったです。JACKに参加していなかったら、“知らなかったこと”さえ知らなかったと思います。
この先進学して、社会人になるにあたり、広い視野をもち、問題を発見・指摘して解決に努めるという特訓が今のうちからできるのは、大きな財産になっていくのだろうと実感しています。
これからも、様々な事に興味をもち、自分の世界を広げていきたいです
(北海道釧路市・中学3年生)
様々なテーマ、それも実際に起こっている比較的身近な出来事を自分ごととして捉えることを学び、フォーラムの後もその問題について考えるようになった。「自分だったらどう考えるか」、問題について「自分だったらどうするか」を考える意識が持つきっかけになったと思います。
(山形県酒田市・高校3年生)
JACKに参加することで、私は改めて地位や職、年齢による考え方の違いを実感しました。
(群馬県太田市・高校1年生)
この半年間で学んだことは主に3つある。
1つ目は「日本」を学ぶということである。昨今の世間では、国際化・グローバル人材など、ベクトルを外に向け、幅広い視点で社会問題を考えることが求められており、私も海外で働くことを旨に日々勉学に勤しんでいる。しかし、その大前提となるとは、自国のことを知っていることである。日本ではどのような問題が起きているのか、誰がどのように解決に取り組んでいるのか。文理を越えた幅広いトピックの第一人者の方のご講演を聴くことは、学校の勉強ではわからない現代社会の現状が見えてくるとともに、メンバーの方との討論を通して、さらに学びを深いものできる。そうして自身の中に培っていく「前提」を基に、それを海外へ発信していくことが、ある意味日本人として産まれた使命でもありつつ、国際社会で活躍する秘訣になると信じている。
2つ目は意見を交換することの大切さ。JACKの活動では、インプットのみならず、アウトプットの機会が多い。自分の意見を持って、それを分かりやすく伝え、さらにフィードバックや他者の意見を聴いて、自分の考えをビルドアップしていくことは、建設的な議論をしていくには必要条件であると痛感した。私自身、普段の学校生活では、自分の意見を他者に伝える機会はあまりなく、それ故にJACKでの活動はこうしたアウトプットの良い機会になっており、コミュニケーション能力も上がっていると実感している。
最後はJACK・KIPに参加している方との関わりである。毎回のKIPの活動には、中学生から社会人まで幅広い方が参加していて、また地域もさまざまなので、違った視点を得ることができている。以前に行われた討論会のテーマで、「教養か専門どちらを優先的に強化すべきか」というものがあった。私はじめ中高校生は教養を選択したが、大学生・院生・社会人のかたは専門を選択しており、年代の違いによって生まれる考えの差異を実感した。
積極的に学ぶ意欲のある人が集まり、インプット・アウトプットを通して日本を、そして世界を見据えて学ぶ時間は、長期的に見て自分の将来に有益であると思っている。
(神奈川県・高校3年生)
様々なテーマ、それも実際に起こっている比較的身近な出来事を自分ごととして捉えることを学び、フォーラムの後もその問題について考えるようになった。予定が合わなくてまだ一度しか参加できていないが、「自分だったらどう考えるか」、問題について「自分だったらどうするか」を考える意識が持つきっかけになったと思う。
(東京都・高校3年生)