2015.05.27, 2015.06.04 NanoJapanとの英語による討論会

KIP5&6月イベントでは、2015年NanoJapan(アメリカの様々な大学から集まった理系学部生)14名を迎え、二回に渡るディスカッションイベントを行ないました。

5月イベントでは"Should robots be introduced aggressively in the services industry? "「介護•医療を含むサービス業界、農林水産業界に積極的にロボットを取り入れるべきか」というタイトルのもと、ディスカッションを行いました。2025年には現在の人間の仕事の3分の1がロボットに取って代わられる、2029年にはロボットが人間の知能を上回る、といったような予想が出ている今、ロボット先進国であるアメリカと日本の学生である私たちが、仕事におけるロボットと人間の線引きについて議論することはとても興味深いものでした。

また、6月イベントでは“Should same-sex marriage be legally accepted?” 「同性婚は法律上認可されるべきか」をテーマにディスカッションを行ないました。全メンバーが同性婚に賛成であり、何が原因で合法化がなされていないのか、どのような取り組みが行なわれているのかを日米両方の視点から語り合う議論となりました。最終的には徐々に理解を浸透させられるよう教育など地道な活動を行なう、という結論になりましたが、その数週間後にアメリカの連邦最高裁で同性婚が合法との判断が下され、時宜を得た話題にメンバーも大いに盛り上がりました。アメリカの学生は既に同性婚に関して何度も議論したことがあるということで、私たちにとっても得るところの多いディスカッションでした。(竹内結、小泉喜之介)

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