2013.1.24 開催「日米新年会」 @アメリカ大使公邸

1月24日(金)日米協会の新年会がアメリカ大使公邸で開かれ300人を超える参加者が新年を祝いました。 今年はルース大使のたってのリクエストということもあり、会員の知り合いの学生や若者を集め、その一部の若者と討論会を持つという異例の行事も行われました。 KIPからも5人のメンバーが参加しそのうちの2名が討論会に出席、うち1名が、現在プロジェクトで行っている課題のリベラルアーツについて質問を直接大使にぶつけるという活躍ぶりを見せました。 また機会があればどんどん皆さんにも参加していただきたく思っています。(写真はこちらへ
【成清俊介 東大法学部4年】
今回、米国公邸における新年会に参列できたことは、私にとってまたとない機会でした。大使公邸や参列者の雰囲気もさることながら、若者との対談の場で、KIPで研究を進めているリベラルアーツの大切さについて大使に質問ができたことが最も印象に残りました。緊張しながらの質問でしたが、アメリカの大学ではリベラルアーツが日本より重んじられていること、大使自身もご自身の過去を振り返って哲学や文学などを学ぶ重要性を感じていることを丁寧にお答えいただきました。そのほか、デーブスペクター氏の話しぶりや参列者の方々のご様子・対話などから、ユーモアを駆使した話術、国旗や国歌に対する姿勢、大学教育に対する評価など、日米出身者の間で異なる様々な場面に遭遇し、今後に向けて考えさせられる材料もかなりいただいたように思います。
【遠藤彰 東大医学部2年】
一学生の身でこのような場に参加できる機会はとても貴重であり、あらゆることが新鮮に感じられました。社会的な交流のあり方の一端を垣間見ることができ、有意義な時間を過ごすことができたように思います。特に開会セレモニーでの大使の力強い、研ぎ澄まされたような語り口が印象深く、人の発する言葉はその人格の発露であるということを強く感じた一夜でした。
【中太一 早稲田大学政経学部2年】
例年とは異なりジョン・ルース駐日米国大使のご希望で幸運にも学生も参加できることになった今回の日米協会の新年会は私にとって新鮮で、様々な業界でご活躍されているリーダーが集う場は刺激的でした。米国大使館にお務めなさっている方々は予想以上に明るくとてもフレンドリーで会話も弾み楽しかったです。学生どうしの交流もすることができこれもまた自分にとって良い刺激になりました。ルース大使のお話にもあったようにこういった活動は日米間の親睦をより深め、また学生がそういった場に参加する意義というものはとても大きく大変貴重だと思いました。
【中道洋司 早稲田大学政経学部3年】
ルース大使とのディスカッションセッションに参加させていただきました。大使は日米関係における多様な問題(教育、就職、震災復興など)について予定した時間に限らず多くの回答させていただきました。また、セッション前の懇談では大使館職員の方や日米協会の方など、日米関係に携わる様々な方と懇談することができました。特に、日米関係の捉え方について、それぞれの立場から異なった切り口から議論をしました。今回のみならず、学生という立場でありながら、日常の大学生活では交流できない方々と議論する機会を得て活用できる、それもまたKIPの魅力のひとつではないでしょうか。
【中野哲平 慶應義塾大学医学部2年】
明らかに普段とは異質な空間でありました。それは周りの方々が皆、日米交流をより盛んにし、日米をより良くしようと考えていたからです。そして皆様が未来の若者に期待をしている雰囲気がありました。ただそのような素晴らしいような場であるからこそ、マナーがなっていない行為、非常識な行為というのが反面教師的に認識することができました。すなわちハイクラスなパーティーでのマナーです。例えば「このような大勢の人がいる会では、同じ人と長く話さないようにするのがマナー。なぜなら相手も自分も、色々な人たちと話をしたいから」などです。他にも「名前がわからないけど、間違いなく知り合いである人に対して、どうお話をするか」「同じ問題意識を持っている相手に対して、どのように手身近に話をまとめ理解を深めていけるか」などです。このような振る舞い方は、日常で生活をしていては中々体験せず、経験が必要なものであると私は感じました。このようなことを学べるのもKIPの素晴らしさと改めて感じました。)

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