委員会とは

学生会員は、KIPでの在籍期間に関わらず有志で、委員会に入ることができます。委員会メンバーは、理事長と共にKIPの運営を担っています。各自が担当を受け持ち、月1回の定例委員会で全体の運営について話し合っています。

委員会では理事長をはじめとした、経験豊富な社会人の方々からフィードバックをいただきながら、新しいことに挑戦できます。委員として各々フォーラムや地域研修、海外研修等において役割を持ちながら、主体的に活動内容を計画し、実行していくことが求められるので、リーダーシップ力や企画運営力を鍛えることができます。

委員会メンバーの声 (2019年度)

委員長
石野 瑠花 (慶應義塾大学 法学部 4年)

どのようなKIPを作っていきたいですか?
KIPは「誰かから刺激を受ける」場所ではなく、「お互いに刺激を与えあう」場所だと思っています。誰もが主体的に参加し、積極的に自分の意見を述べ、他の意見を聞いてさらに自分の考えを練り直し、成長していける場を作っていきたいです。
委員会で大事にしていることは何ですか?
委員会で活動するにあたっては、「縦のコミュニケーション」と「横のコミュニケーション」を大事にしています。縦のコミュニケーションとは、ベテラン委員から新委員へと学びや教訓を伝えていくこと、横のコミュニケーションとは、委員同士で進捗状況を共有し、互いに声をかけあって協力していくことを指します。手軽にコミュニケーションをとれる時代だからこそ、いかにして質の高いコミュニケーションをとっていくか、意識して活動しています。
委員会でやりがいを感じるのはどのような時ですか?
委員長としては、他の委員やサブコミッティメンバーから「この役職に挑戦してみてよかった」と言われたとき、一緒に時間をかけて準備してきたものに対して、他のメンバーもやりがいを持ってくれていたことを認識でき、自分自身もやりがいを感じます。苦楽を共にし、イベントを成功に導くことができたときの喜びもひとしおです。
委員会とはどのような場所ですか?
委員会は、成長したいと願う人がいくらでも成長を遂げることのできる場所だと思っています。私自身今でこそミーティングを仕切り、人前で話すことにも少しずつ慣れてきましたが、はじめは会議で発言することすら、緊張してしまってできませんでした。「自分で考えて動くこと」、「周りの意見を柔軟に受け入れて動くこと」その両面を身に付けたいと思う方や、社会にでてからも長く使えるものの考え方や、人との接し方を身に付けたいと考えている方におすすめの場所です。

メンバーシップ担当
石井 理穂 (早稲田大学 創造理工学部 4年)

メンバーシップとはどのような役職ですか?
KIPの窓口として、軸となる理念を新規会員にきちんとシェアする事が最も大きな役目です。会員全員の顔と名前を覚えることはもちろん、全体を常に広く見渡し、KIPが育成の団体としてうまく機能するよう気をくばることも大切です。
メンバーシップを担当するにあたって必要なことは何ですか?
KIP外部の学生と接する機会が多いため、自分がKIPの顔であるという意識を常に持って、事にあたる必要があります。また、KIPの理念を新規会員に伝えるために、理念について自らの経験を通した深い理解が求められます。ですので、KIPの様々な活動に主体的に、そして積極的に参加し自分の言葉でKIPの理念や魅力について語れる事が大事だと考えています。
メンバーシップを担当して、身についたことは何ですか?
自分の所属する団体の魅力を相手にどのように伝えるかという点で悩みましたし、だからこそ成長できたと思っています。さらに、私はこの役職を約2年務めさせていただきましたが、多くの学生とコミュニケーションをとることができ、大学学年問わず様々な学生の価値観に触れることができました。また、メンバーシップだけでなく委員会を通して言えることですが、学生だけでの運営のレベルを超えて第一線でご活躍されている社会人の方からアドバイスをいただけるので、レベルの高い運営を経験することができます。これらによって、主体的に責任を持って遂行する力が身につきましたし、チームで協力することによって個人よりもさらに高いパフォーマンスが発揮できることを学びました。

プロジェクト担当
鐏 京香 (慶應義塾大学 法学部 2年)

プロジェクトとは何ですか?
2015年からKIPでは「50年後のBetter Aging Societyの実現」を目標に研究を行っています。2018年度はExNextプロジェクト「世代間分断の弊害と対策」を、2019年度はオーストラリア研修を含む「人口動態の変化と移民政策の研究」をテーマに掲げています。
プロジェクト担当の役割は何ですか?
プロジェクトは、フォーラムと並んでKIPの活動の二本の柱です。日々の研究だけでなく、海外研修や地方研修も含み、各アクティビティのメンバーは毎回変わります。各年度でメンバーチェンジが起こるのは当然のことです。だからこそ、委員会のプログラム担当が、プロジェクトの全体像を把握し、同時にKIP全体の方向性をも考える役割を果たします。
プロジェクトを担当して、身についたことは何ですか?
私は2018年度からプロジェクトに参加しているのですが、委員会のプロジェクト担当(海外研修の共同リーダー含)を通して、物事を長期的にとらえ、計画する力が付きました。普段の大学生活で、一年先のことを詳細に考える機会などありません。その中で、長期的・中期的・短期的計画を立てる機会があることで、計画力だけでなく自分の生活を考えるきっかけにもなります。また、先輩や社会人の方にアドバイスを頂ける機会が非常に多いです。丁寧なフィードバックをしてくださるため、確実に自分の成長につながるとともに、後輩たちに伝えることでKIPに貢献することもでき、KIPのよさを一番体感できます。

戻る